皆さんは職業を決める上で、どんな点を重要視されるでしょうか？
時間、お金、職場の雰囲気など、多くの選択ポイントがあります。その中でも自身の性格にマッチしているかという点に於いて特に意識して決める、という方も少なからずいると思います。
中でも「物を売る仕事」における適性について考えてみましょう。

販売職は華やかに見える事も多いため、憧れを抱いたことがある女性も多いのではないでしょうか。人と話をすることが好きだと思っている人の多くは販売職を志望します。しかし、それが自分にとっての適職ではなかったと、働き始めてから気付く事も多いのです。なぜなら、接客を行う上で最も重要なことは「人の話をしっかりと聞くこと」だからです。人の話を聞いてしっかりと理解する、という作業は簡単なようで実は大変な労力を要します。
人と接する仕事を好む人の多くは、明るくてリーダーの気質を持っていることが多いです。しかし、自分の話をすることに集中するあまり、人の話を聞くことが苦手なタイプが多いのも事実としてあります。
実際には、販売職で他人よりも抜きん出て売る実力のある人というのは、大抵物腰も穏やかで、優しい印象の人が多いです。そういう人の方がお客様の方も心を開きやすく、自ずと話しやすい販売員になりやすいと言えるわけです。人の話を聞く能力を磨くことで、販売職が適職になる可能性もぐっと高くなるのではないでしょうか。もし将来販売職をやってみたいと思うのであれば、聞く能力を磨いてみると良いでしょう。